頭痛が始まる数時間〜2日前から、体や心にさまざまな変化があらわれます。主な症状は次のとおりです。
- 倦怠感・だるさ(風邪の前兆に似た全身のだるさ)
- 気分がすぐれない、イライラする
- 物事に集中しにくい(頭のぼんやり感)
- 普段以上に食欲が増す、甘いものが食べたくなる
- 体がむくむ
- 首や肩のこり
- 強い眠気、あくびが多く出る
「また頭痛が来るかも」という自覚がある人は、この時期のサインをチェックしておくと発作への準備ができます。

「頭がズキズキして仕事に集中できない」「光や音がつらくて寝込んでしまう」——そのような頭痛を繰り返しているなら、片頭痛(偏頭痛)の可能性があります。
この記事では、片頭痛の基本的な特徴と症状、発作が起こるメカニズム、発作前にあらわれる予兆・前兆、当院で取り扱う薬剤と治療の方針についてわかりやすく解説します。
「頭痛はいつものことだから」と放置せず、ご自身の症状と照らし合わせながらお読みください。
日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医/指導医
當銀 壮太
南武線鹿島田駅から徒歩5分のかしまだ頭痛 脳神経クリニック院長。「頭の悩みを気軽に相談できる場所を作りたい」という想いから、川崎市幸区にクリニックを開院。地域中核病院にて、脳血管障害や頭部外傷、脳腫瘍への専門的治療(開頭手術・カテーテル治療・化学療法)に幅広く従事。その豊富な臨床経験に基づき、患者様一人ひとりに最良の医療を提供することに尽力している。
片頭痛(偏頭痛)は、頭の片側(場合によっては両側)がズキンズキンと脈打つように痛む、一次性頭痛の一種です。中等度から重度の痛みが特徴で、動くことで悪化し、発作は4〜72時間ほど続きます。痛みに加えて、吐き気・嘔吐を伴ったり、光・音・においに過敏になって暗く静かな部屋にこもりたくなったりするのも片頭痛の特徴です。
日本人における片頭痛の有病率は約8.4%で、約12人に1人が経験している身近な病気です。とくに30歳代の女性に多く見られますが、男性にも起こりえます。また、子どもの片頭痛は両側性になりやすいとも言われています。
片頭痛には「前兆のある片頭痛」と「前兆のない片頭痛」があります。「閃輝暗点(せんきあんてん)」と呼ばれるギザギザした光が視界にあらわれるのは代表的な前兆の一つです。一方、前兆なく突然発作が始まるパターンもあります。同じ頭痛に悩んでいても、症状の出方には個人差があります。
片頭痛は、一般的な緊張型頭痛とは異なる特徴的な症状をもちます。以下のような症状があればご注意ください。
これらの症状が複数当てはまる場合、片頭痛の可能性があります。市販の鎮痛薬では効果が不十分と感じる場合は、ぜひ一度ご相談ください。
片頭痛の発症メカニズムは完全には解明されていませんが、現在は「三叉神経血管系の活性化」が重要な役割を果たすと考えられています。
もともと片頭痛のある方では、脳がさまざまな刺激に対して敏感に反応しやすい体質があるとされています。ストレスや睡眠不足、ホルモン変動、天候の変化などをきっかけとして三叉神経が活性化されると、CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)などの神経ペプチドが放出されます。
その結果、脳を包む膜(硬膜)周囲で炎症反応や痛みの信号の増幅が起こり、ズキズキとした片頭痛発作が生じると考えられています。
片頭痛は、単に「血管が広がって痛む」だけのものではありません。いわば「脳の中で起きる嵐」のような状態であり、頭痛だけでなく、目がチカチカする(閃輝暗点)、吐き気がする、光や音に敏感になる、だるさを感じるなど、心身のさまざまな不調を伴うのが特徴です。
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このような症状が突然現れると、「脳の病気ではないか」「失明してしまうのでは」と強い不安を感じるものです。これは「閃輝暗点(せんきあんてん)」と呼ばれる、片頭痛の代表的な前兆症状です。
片頭痛の発症メカニズムに有力な仮説はあるものの、根本的な原因はまだ完全には解明されていません。ただし、片頭痛になりやすい体質と、特定のきっかけ(誘因)が重なって発作が起こると考えられています。
以下のような要因が発作の引き金(トリガー)になることが知られています。
真面目・完璧主義・神経質といった性格の人は、自律神経のバランスを崩しやすく、片頭痛発作の引き金になりやすいとされています。また「仕事から解放された週末だけ頭痛が出る」という経験がある方もいますが、これはストレスからの解放による急激な変化が影響していると考えられています。睡眠の過不足(夜更かし・寝すぎ)も誘因となります。女性の場合は月経周期と連動して発作があらわれることもあり、ホルモン変動との関係が指摘されています。
肩や首の筋肉が過度に緊張すると血流が悪化し、三叉神経が過敏になることで片頭痛を誘発することがあります。長時間のデスクワークや姿勢の悪さも関係しており、後頭部から首にかけての筋肉が硬くなると痛みが引き起こされやすくなります。
タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があり、その後の拡張が拍動性の痛みを誘発することがあります。また一酸化炭素などの有害物質は脳への酸素供給を妨げ、神経系にも悪影響を与えます。受動喫煙でも同様のリスクがあることが報告されています。
カフェインには血管を一時的に収縮させる働きがあり、片頭痛の初期であれば適量が症状を和らげることもあります。しかしコーヒーやエナジードリンクを大量に摂取していると体が依存状態になり、飲まない日に血管が反動で拡張して頭痛が起きることがあります。急なカフェイン断ちもカフェイン離脱頭痛が生じる可能性があります。
以下の食品は血管の拡張・収縮に影響する成分を含んでおり、片頭痛の誘因となることがあります。ただし個人差が大きく、これらを一律に避ける必要はありません。自分に当てはまる食品を「頭痛ダイアリー」などを活用して把握することが効果的です。
低気圧や台風、雨の前後など、気圧が変化するタイミングで片頭痛が起こりやすくなる方がいます。気圧の変化により自律神経のバランスが乱れたり、脳や三叉神経が刺激に敏感になったりすることで、頭痛が誘発されると考えられています。
また、急な寒暖差、湿度の変化、強い日差しなども片頭痛のきっかけになることがあります。「雨が降る前に頭痛がする」「台風が近づくと調子が悪い」という方は、頭痛ダイアリーで天候との関係を記録しておくと、発作の予測や早めの対策に役立ちます。
頭痛が続くと市販の鎮痛薬を飲む機会が増えがちですが、使いすぎによって頭痛がかえって慢性化する「薬剤乱用頭痛」に移行することがあります。市販鎮痛薬は月15日超、トリプタンなどは月10日超の使用が3か月以上続く場合は要注意です。早めに医師に相談することをお勧めします。
片頭痛は突然はじまることもありますが、発作の前には「予兆」や「前兆」と呼ばれるサインがあらわれることがあります。これらに気づくことで、早めに対処できる可能性が高まります。
片頭痛の発作は、一般的に以下の4つの段階で進行します。
片頭痛の診断は、国際頭痛分類第3版(ICHD-3)をもとに行います。
診察では、頭痛の特徴(痛みの部位・性質・強さ・持続時間・頻度)、前兆の有無、動作による悪化、吐き気・光過敏・音過敏の有無などを問診で確認します。また、手足の動きや感覚、言葉の出方なども確認し、危険な頭痛(脳卒中・くも膜下出血・脳腫瘍など)を除外することが重要です。
突然の激痛、麻痺・しびれ、発熱、50歳以降の初発頭痛といった「危険なサイン」がある場合は、MRI検査などを積極的に検討します。典型的な片頭痛では画像検査で異常が見つからないこともありますが、二次性頭痛との鑑別のために必要と判断した場合は精密検査を行います。
受診前に頭痛が月に何日あるか、どれくらい薬を使っているか、睡眠・天候・月経との関係などをメモしておくと、診察がスムーズになります。
片頭痛の治療は主に薬物療法で行われ、大きく「予防治療」と「急性期治療」の2つに分けられます。患者さんの頭痛頻度・発作の重症度・日常生活への支障・併存症などを総合的に評価して、治療方針を決定します。
片頭痛の発作頻度を減らし、症状を軽くすることを目的とした治療です。以下の場合に予防療法を検討します。
予防療法の第一目標は「これまでの片頭痛の頻度と痛みを半減させること」です。即効性はないため、一般的に効果があらわれるまで少なくとも3か月はかかります。焦らず継続することが大切です。
発作時に使用する薬で、痛みが強くなる前の早いタイミングで服用することが効果を高めるポイントです。痛みが出てから1時間以内が最適な服用タイミングとされています。吐き気が強くなると薬が飲みにくくなるため、早めの対処が重要です。
当院では、患者さんの頭痛頻度・併存症・急性期薬の使用状況・生活スタイルなどを踏まえて、最適な薬剤を選択しています。
予防薬の目的は、単に痛みを止めることではなく、「脳の過敏性を鎮め、頭痛が起きる回数そのものを減らすこと」です。毎日、あるいは定期的に使用することで、発作の際の痛みを軽くし、急性期薬(痛み止め)の効きを良くする土壌を作ります。
内服の予防薬は、比較的安価で始めやすく、長年の使用実績があるものが中心です。
三環系抗うつ薬の一種で、片頭痛の予防にも用いられます。脳内の神経伝達物質(セロトニン・ノルアドレナリン)のバランスを整えることで、片頭痛の発作回数を減らす効果が期待されます。片頭痛に加えてうつ症状や睡眠障害を抱えている患者さんに用いることがあります。口の渇き・眠気・便秘などの副作用に注意が必要です。
β遮断薬の一種で、血管の過剰な拡張を抑え、片頭痛の発作を予防する効果があります。高血圧を合併している患者さんに有用で、長年にわたり片頭痛予防の標準薬として使用されてきた薬剤です。気管支喘息・徐脈・低血圧の患者さんへの使用は慎重に検討します。
カルシウム拮抗薬の一種で、脳血管の過剰な収縮・拡張を抑えることで片頭痛を予防します。日本では片頭痛の予防薬として承認された数少ない薬剤の一つです。副作用が比較的少なく、長期使用に適しています。眠気があらわれることがあるため、服用のタイミングに注意が必要です。
もともとてんかんや双極性障害に使われる薬ですが、脳の過剰な興奮を抑える働きから片頭痛の予防にも有効です。発作頻度の高い患者さんや、他の予防薬が効果不十分な場合に用いることがあります。体重増加・眠気・肝機能への影響などに注意が必要です。妊娠中の方への使用は禁忌です。
ARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)の一種で、高血圧治療薬として知られていますが、片頭痛の予防効果も報告されています。血管への作用を通じて発作を抑制すると考えられており、高血圧を合併している患者さんに適しています。一般的に副作用が少なく、使いやすい薬剤です。
現在は、片頭痛の原因物質のひとつであるCGRPを標的とした治療薬が登場し、従来の予防薬で十分な効果が得られなかった患者さんでも高い効果が期待できるようになりました。
西洋薬に加えて漢方薬を組み合わせることで、より幅広い症状に対応できます。
五苓散は、水分のバランスを整えることで頭痛の改善を目指す漢方薬です。特に天候や気圧の変化に伴って頭痛が起こりやすい方に使用されることがあります。片頭痛に対する有効性が報告されており、西洋薬と併用されることも少なくありません。比較的副作用が少なく、継続しやすい漢方薬です。
呉茱萸湯は、片頭痛に対して使用される代表的な漢方薬の一つです。特に繰り返し起こる片頭痛や慢性的な頭痛に用いられることがあります。体質や症状に応じて処方され、西洋薬と併用されることもあります。
葛根湯は、首や肩のこりを伴う頭痛に使用される漢方薬です。筋肉の緊張を和らげることで症状の改善が期待できます。片頭痛そのものに対する効果は限定的ですが、肩こりや首の張りが頭痛の誘因となっている場合に補助的に用いられることがあります。
CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)は片頭痛発作に重要な役割を果たす神経ペプチドです。CGRPまたはその受容体に結合する抗体を投与することで、発作頻度を減らすことができます。従来の予防薬と異なり、片頭痛に特化して開発された薬剤で、効果が出やすく副作用が少ないことが特徴です。
CGRPそのものに結合する抗体製剤です。月1回の自己注射(皮下注射)で使用できます。投与開始から比較的早く効果があらわれることが多く、他の内服製剤より頭痛の頻度や程度を減らすことが期待できます。
同じくCGRPに結合する抗体製剤で、月1回または3か月に1回(四半期投与)の皮下注射から選択できます。通院頻度を減らしたい患者さんや、3か月ごとにまとめて投与したい場合に便利な選択肢です。
CGRP受容体に作用する片頭痛予防薬です。月1回の自己注射で使用し、片頭痛の日数や痛みの程度を減らす効果が期待できます。エムガルティやアジョビがCGRPそのものを標的とするのに対し、アイモビーグはCGRP受容体を標的とする点が特徴です。従来の予防薬で十分な効果が得られなかった方にも有効な場合があります。
片頭痛の発症や痛みの原因となる体内物質「CGRP」の働きをブロックする新しいタイプの薬です。血管を収縮させないため、既存薬が使えなかった心血管疾患の患者さんでも使用できるほか、予防と発作時の治療の両方に対応できるのが特徴です。
CGRP受容体に結合し、その働きを阻害する経口の予防薬です。2日に1回服用することで発作の頻度を抑えます。注射薬が苦手な患者さんや、内服で管理したい患者さんに適した選択肢です。発作時のつらさを抑える治療と発作そのものを減らす治療の両方に関わる薬として位置づけられています。
CGRP受容体に結合し、その働きを阻害する経口の予防薬です。2日に1回服用することで発作の頻度を抑えます。注射薬が苦手な患者さんや、内服で管理したい患者さんに適した選択肢です。急性期治療と予防の両面で使えるリメゲパントと合わせて、片頭痛予防のための経口CGRP関連薬として期待されています。
急性期治療薬は、頭痛が軽いうちに服用することが重要です。発作が進行すると痛みの信号が増幅され、薬剤の効果が十分に得られなくなることがあります。特にトリプタン製剤は早期に服用した方が高い効果が期待できるため、頭痛が悪化する前の使用をお勧めします。
アセトアミノフェンやNSAIDs(ロキソプロフェン、イブプロフェンなど)は、比較的軽い片頭痛発作に使用したり、トリプタン製剤と併用することもあります。頭痛が強くなる前の早い段階で服用することで効果が期待できます。ただし、頻回に使用すると薬剤乱用頭痛の原因となるため注意が必要です。
トリプタン製剤は、片頭痛発作時に使用する片頭痛専用の治療薬です。三叉神経の活性化を抑え、片頭痛発作による痛みや吐き気などの症状を改善します。
頭痛が強くなる前のできるだけ早い段階で服用することで、高い効果が期待できます。一般的な痛み止めで十分な効果が得られない場合や、日常生活に支障をきたす片頭痛に対して使用されます。
なお、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患、脳血管障害などがある場合には使用できないことがあります。安全に使用するため、患者さんの病状や既往歴を確認したうえで処方を行います。
最初に開発されたトリプタン製剤で、最も実績のある薬剤です。内服錠のほか、皮下注射・点鼻薬も使用可能で、吐き気が強くて飲み薬が難しい場合にも対応できます。
内服錠と口腔内崩壊錠(水なしで飲める)があります。吐き気が強いときでも服用しやすく、効果の発現も比較的早いとされています。
吸収が速く、効果があらわれやすいトリプタン製剤です。口腔内崩壊錠もあり、携帯しやすいため外出中の発作にも対応しやすい薬剤です。
効果が高く、多くの片頭痛患者さんで使用されているトリプタン製剤です。患者さんによって効き方や副作用に違いがあるため、症状に応じて他のトリプタン製剤と使い分けます。
作用の発現が緩やかで、効果が長く続く特徴があります。発作の持続時間が長い方や、再発しやすいタイプの片頭痛に向いています。
脳の神経に直接作用して片頭痛発作の痛みを和らげる、新しいタイプの片頭痛急性期治療薬です
ラスミジタン(レイボー)は、片頭痛発作時に使用する新しいタイプの治療薬です。脳にあるセロトニン受容体に作用し、片頭痛発作に関わる神経の過剰な興奮を抑えます。トリプタン製剤と異なり血管を収縮させないため、トリプタン製剤が使用しにくい患者さんに対する選択肢となります。眠気やめまいがあらわれることがあり、服用後は自動車の運転など危険を伴う作業を避ける必要があります。
予防薬として紹介しましたが、アトゲパントは急性期治療と予防の両方を兼ねた薬剤です。CGRP受容体をブロックすることで片頭痛発作を抑制します。血管収縮作用がないため、心血管系への影響が少なく、幅広い患者さんに使用できます。飲み合わせの確認が必要です。
片頭痛では、頭痛だけでなく吐き気や嘔吐を伴うことがあります。吐き気が強い場合には、制吐薬(吐き気止め)を併用することで症状の改善が期待できます。吐き気を抑えることで急性期治療薬を服用しやすくなる場合もあります。
また、早めに使用することで頭痛の抑制に効くこともあります。
当院では、ドンペリドン(ナウゼリン)やメトクロプラミド(プリンペラン)などを症状に応じて使用しています。
薬物療法に加えて、日常生活の見直しも片頭痛の管理に大切な役割を果たします。
規則正しい生活リズムを保つことが基本です。毎日決まった時間に起床・就寝し、食事を抜かないようにしましょう。寝すぎや夜更かし、朝食抜きはいずれも発作の誘因になります。
精神的なストレスをためないことも重要です。自分なりのリラックス方法を見つけ、無理のない範囲でストレスを発散することが大切です。
週3回・20〜45分程度の有酸素運動(ウォーキングや軽いジョギングなど)を継続すると、発作日数が減少するという報告もあります。ただし、発作が起きそうなときや発作中の激しい運動は逆効果になることがあります。
また、「頭痛ダイアリー」をつけることをお勧めします。頭痛があった日、服用した薬の種類・量、睡眠状況、天候、月経周期、食事内容などを記録することで、自分の誘因を把握でき、発作の予測や予防に役立ちます。
発作時は、暗く静かな場所で横になり、光・音・においなどの刺激をできるだけ避けましょう。症状によっては患部を冷やすことで楽になることがあります。また、激しい運動や入浴などで症状が悪化することがあるため注意が必要です。
片頭痛(偏頭痛)は、日本人の約8.4%に見られる神経の病気で、ズキズキとした拍動性の頭痛・吐き気・光や音への過敏などを特徴とします。発症には遺伝的体質とさまざまな誘因が絡み合っており、完全に防ぐことは難しいものの、適切な治療と生活習慣の管理によって発作を減らすことが可能です。
「いつもの頭痛だから」と放置せず、次のような場合はぜひご相談ください。
当院では、問診・必要に応じた検査をもとに丁寧に診断を行い、患者さんに合った治療法をご提案します。頭痛でつらい思いをされている方は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。
軽い発作であれば市販薬で対応できる場合もありますが、効果が不十分な場合や頻回に使用している場合は、薬剤乱用頭痛のリスクもあるため、一度ご相談ください。
片頭痛はズキズキとした拍動性の痛みで吐き気や光・音過敏を伴うのが特徴です。動くと悪化しやすい点も緊張型頭痛との違いです。
即効性はなく、効果があらわれるまで少なくとも3か月ほどかかります。焦らず継続することが大切です。
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「これって受診したほうがいいのかな?」と迷う段階でも大丈夫です。
症状がはっきりしていなくても、不安や違和感があればご相談ください。
日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医/指導医
當銀 壮太
南武線鹿島田駅から徒歩5分のかしまだ頭痛 脳神経クリニック院長。「頭の悩みを気軽に相談できる場所を作りたい」という想いから、川崎市幸区にクリニックを開院。地域中核病院にて、脳血管障害や頭部外傷、脳腫瘍への専門的治療(開頭手術・カテーテル治療・化学療法)に幅広く従事。その豊富な臨床経験に基づき、患者様一人ひとりに最良の医療を提供することに尽力している。