頭部外傷とは
頭部外傷は、日常生活やスポーツの中で、歩行中や階段での転倒や交通事故などでよく起こります。頭の皮膚損傷(切傷、挫傷、皮下血腫 など)、頭蓋骨の骨折、脳の損傷(脳挫傷、脳内血腫、脳震盪、びまん性脳損傷 など)といった外傷を生じることがあります。
頭部外傷は、日常生活やスポーツの中で、歩行中や階段での転倒や交通事故などでよく起こります。頭の皮膚損傷(切傷、挫傷、皮下血腫 など)、頭蓋骨の骨折、脳の損傷(脳挫傷、脳内血腫、脳震盪、びまん性脳損傷 など)といった外傷を生じることがあります。
小さなお子さんは症状をはっきりと訴えられないので、特に注意してください。「いつもと違う」、「機嫌が悪い」などと感じたら受診してください。
また、60歳以上、特に70歳以上の方は、頭を軽くぶつけただけでも、遅発性(数週間後)に頭の中に出血が広がる(慢性硬膜下血腫)場合がありますので注意が必要です
頭を打った直後は、症状がなくても、後から頭蓋内出血が起こり、脳を圧迫することがあります。それが手足のしびれや意識の変化を引き起こし、時には重篤な状態になることもあります。素早い対応が必要な場合もあるので、注意が必要です。
また、脳や脊髄の疾患にて歩行障害があり、転倒される方もいますので、頭部打撲したことだけでなく、転倒した原因の精査も重要です。
病気を見逃さないためにも脳神経外科での診察を受けるようにしてください。