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京都には、今熊野観音寺 という「頭痛封じ」「ボケ封じ」で知られるお寺があります。
むかしむかし後白河法皇がこちらで祈願したところ頭痛から解放された——そんな伝説まであるようです。

嘘みたいです。
でもちょっと興味あります。

頭痛から認知症まで全部任せろということでしょうか。
頼もしいです。

そんな中、京都で開催される頭痛の勉強会に招待されました。
海外の頭痛のトップとも言えるご高名な先生がいらっしゃるとのことです。

せっかくなので、もちろん参加させていただきました。
勉強紅葉真っ盛りの京都観光のためです。
海外は日本より頭痛治療が一歩進んでおり、最新知見をたくさん吸収できました。
これから日本で使用可能になる薬の情報も整理できました。
頭痛診療はどんどん発展しています。

明るい未来です。

その上で、片頭痛治療にCGRP関連抗体薬はなくてはならないものだということを再認識しました。
旅の目的を達成できて大満足です。

時間が余ったので参拝もしてきました。
決して前乗りして観光したわけではありません。
ですが、さすがこの時期の京都。
見渡す限りの人。改札にできた行列。の先には改札口で引っかかる外人さん。進まぬ行列。
この時点で観光をする気力体力は失われます。
せめて、この旅の目的の今熊野観音寺だけでも…。
行列覚悟で参拝に向かいました。

ところが今熊野観音寺さん。
程よいマイナーさもあってか、参拝客はほぼいません。
外人さんなんて全くいません。

めちゃくちゃ快適でした。秋の京都の力感じました。
日々のストレスから解放されまくる→頭痛がよくなる。
きっとこのメカニズムです。
その上ボケ封じ祈願までできます。
まさに平安の脳神経クリニック。

当院丸ごと御利益に与れますように。
祈祷してきました。

頭痛守りとボケ封じのお守りもありました。
もちろん購入しました。院内に飾ります。

エビデンスに沿った治療＋祈願。
これで間違いありません。
当院に来院いただく方々の頭痛や物忘れがよくなりますように。

二日間で気力も充電でき、明日からの診療のやる気もあがりました。
得た知識を活かして、よりよい診療ができればと思います。
大変に充実した旅になりました。
今熊野観音寺
ぜひ訪れてみてください。

このような素晴らしい会を開催くださった関係者の方々、誠にありがとうございました。