― 脳の健康状態を「数値」で知る、新しい脳ドックのかたち ―

MVision healthは、MRI画像をAI解析することで、現在の脳の健康状態を数値化する検査です。通常の脳ドックでは「異常なし」と判定されることの多い段階でも、MVision Healthでは、脳の萎縮や血管の変化を客観的なデータとして評価します。
病気を見つける検査ではなく、病気になる前の“脳の状態”を知る検査。

認知症や脳卒中は、ある日突然起こるものではありません。
実は、私たちの脳は30代から劣化すると言われています。個人差はありますが、早い人では、毎日数万個というペースで脳細胞が失われています。
こうした変化は自覚症状がないまま進行することが多いため、症状が出る前に脳の状態を把握しておくことが重要なのです。

MVision healthでは、下記のデータを可視化します。

毎年同じ方法で評価できるため、「今の状態」だけでなく「経年的な変化」まで確認が可能です。

これらを把握することで、脳機能が低下する前の段階から、生活習慣の見直しや将来のリスクへの対策につなげることができます。

MVision healthと脳ドックは、「検査の目的」が異なります。

つまり、脳ドックは「病気の発見」、MVision Healthは「リスク要因の定量化」を目的とした検査であり、役割が異なります。
両者を併せて行うことで脳の状態をより立体的に把握できます。

認知症が起こる前に、対策が可能になる

MVision healthでは、脳機能が低下する前の段階からリスクを把握できるため、生活習慣の改善や将来への備えを早期に始めることができます。解析結果をもとに、脳の健康維持に重要な生活習慣へのアドバイス等も行います。

自分の脳の現在地がわかる

MVision healthは、3万件以上の日本人脳MRIデータを用いて解析を行います。
そのため、「自分の脳は平均的なのか」「同年代の中でどの位置にあるのか」など、感覚ではなく客観的なデータとして、自分の脳が今どの位置にあるのかを把握できます。

MRI画像だけで実施可能で追加撮影不要

MVision healthは、撮影済みのMRI画像をAI解析する仕組みとなっています。そのため、脳ドックや頭部MRI検査を受ける際にオプションとして追加するだけで実施できます。
解析のために改めて撮影をしたり、長時間検査着で待機したりする必要はありません。

以下に1つでも当てはまる方は、脳の健康状態の測定をおすすめします。

これらは、病気とは言えないものの、脳の変化が始まっていてもおかしくないサインです。MVision Healthでは、こうした変化を数値として客観的に評価します。

※追加の撮影や検査時間の延長はありません。

MVision healthの費用は下記になります。

MVision health解析費用	10,000円（税込11,000円）

※当院で過去にMRI検査を受けられた方は、その画像データを用いて解析のみ追加することも可能です。
ご希望の方は受付でお声かけください。

MVision Healthは、MRIとAIを用いて脳の萎縮や血管の状態を数値化し、将来の認知症や脳卒中リスクを早期に捉える検査です。

病気を探す脳ドックに加えて、脳の健康を長く保つための新しい選択肢として、定期的なチェックをおすすめします。