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付加給付制度で片頭痛の医療費が安くなるかも?
2024年6月11日
付加給付制度とは、企業などの健康保険組合や共済組合が医療費を払い戻してくれる制度です。
例えば、片頭痛予防薬であるCGRP製剤(エムガルティやアジョビ)を使用する場合、1回の医療費が高額になります。しかし、付加給付制度を利用することで、自己負担額を軽減できる場合があります。
具体的には、ある健保組合では、高額医療費の限度額が所得に関係なく1カ月あたり25,000円と定められています。エムガルティの初回使用時の2本やアジョビの3本使用、または在宅自己注射で2本以上の処方がある場合、自己負担がこの限度額を超えるため、超えた分は払い戻されます。
なお、付加給付制度の自己負担限度額は健康保険組合によって異なります。すべての健康保険組合が付加給付を提供しているわけではないため、ご加入されている保険事業所にお問い合わせください。
保険番号の上2桁が「06」、または「31,32,33,34」「63,72,73,74,75」の場合、該当する可能性があります。ただし、国民健康保険には付加給付制度がありませんのでご注意ください。